脂肪吸引の機械について

脂肪吸引に使われる器具は年々発達しています。脂肪吸引が世に誕生したのが1920年頃ですので、もうすぐ1世紀が経とうとしています。しかし当時の脂肪吸引は、現在の様に管を使って吸引するのではなく、スプーンの様な器具を使い脂肪を掻き出す手術方法だったと伝えられています。とても荒々しい手術方法ですが、脂肪を取り除くという点では脂肪吸引の原点と考えられています。



最初に手術を受けた患者は有名なダンサーだったそうですが、手術の際に血管を傷つけてしまい、大腿部の切断というとても残念な結果に終わってしまったそうです。脂肪吸引が管を使った現在のスタイルになったのは1980年代ですので約30年前ですね。この間、技術や機械の進歩は進み、現在では脂肪吸引は円熟期に突入しているようです。

糖尿病・肥満グループ - 京都大学大学院医学研究科内科学講座 内分泌代謝内科(臨床病態医科学・第2内科)

現在主に使用されているのが、話の中に何度も出てきている管(カニューレ)を使った脂肪吸引方法です。カニューレは元々女性の膣内を洗浄する器具でしたが、脂肪吸引に利用できると考えた医師が使用したのが始まりだと言われています。しかし当初は当然ながらそのままでは使用しにくかった為、カニューレの先端を刃物にして、脂肪細胞をこそぎ取って吸引していました。

エステのプロを目指すなら!INFA資格も取得できるエステティック学科 - 学科紹介|エステ・福祉の専門学校:国際エステティック専門学校

その後、吸引する前に脂肪をふやかす為と止血の為に溶液を注入する方法、チューメセント法が開発され、今でも主流の一つとなっています。脂肪吸引法は欧米で開発された方法でしたので、欧米から脂肪吸引法が輸入された時は、日本人に合う器具が無かったそうですが、現在では日本人の身体にも合う器具が開発されています。

脂肪吸引はカニューレによるものが主ですが、中には別の器具を使用する方法も開発されています。細かい場所の脂肪吸引に使用できるのが、注射器による脂肪吸引です。脂肪吸引と言うと太ももやお腹周りなど一度に多量の脂肪を吸引する方法をイメージしますが、顔や二の腕等の細かい所を吸引するには注射器による脂肪吸引が安価で気軽に出来るのです。その他にも、吸引はしませんが超音波を当てて脂肪を分解させ、自然に体から排出させるという方法も有ります。すぐに見た目に変化が有る訳ではありませんが、体にメスを入れたくないという人はこの方法もお勧めです。