中国語の習得について

現在地球上で多くの人に使われている言語の中で、
特異なポジションを占めているのが、中国語でしょう。

我々日本人から見ると中国は隣国であり、
日本語の中で使っている多くの漢字は中国から来ていることもあり、
比較的なじみを感じていると思うのです。

増してや同じ黄色人種で皮膚の色や眼の色も同じです。

ところが中国へ観光旅行や現地駐在で行かれた方は、
感じていらっしゃると思うのですが、
日本と中国の文化はまったくといっていいぐらい異なります。

文化が違うということは、使われている言語も、
また勝手が違うということになって来るのです。

日本語と大きく異なる点のひとつとして、
中国語には「時制」がない、といったら驚かれますか?
普通日本人は外国語といえば英語ですが、英語ではキチンと時制を設けています。

ところが中国語には基本的に「時制」がないのです。
もちろん簡単なものは用意されていますが、
英語や日本語ほどガチガチではないのです。

え?じゃあ過去のことを言う場合はどうすれば?
というと、文の最初に時間詞(昨日とか一昨日)を置くか、
直接過去の年月日を置けば、その文は過去のことを表わしたものになるのです。

中国の現実主義が顕著に表れている部分ではないでしょうか。

それでいて文法なのですが、品詞の配置などは英語に近いものがありますね。
主語+動詞+目的語、といった感じであり、
英語の「be動詞」に似たものが中国語では「是」という漢字です。

いずれにしても、最初に結果を述べてあとから「~を」ということを述べる。
これは大陸文化には共通のようですね。

これらは、常に他民族からの侵略にさらされていた、
といった歴史的なものもあるのでしょうが、速度が大切なのです。
それは、現実の役に立たないものは省略してしまう、
といった考え方になってきます。

大辞林 特別ページ 言葉の世界1-7 外来語

あと、日本人の中国語学習者泣かせは何といっても「発音」でしょうね。
それと4つの声調です。

仙台 こども英会話

日本人には発音できない音がいくつかありますが、
さらに声調の上下で意味が変わって来るので、中国語を習得するには、
とくに会話の場合はですが、この発音と声調は避けて通れません。

そしてこの部分は机上や独学では習得が出来ないので、
日本国内で中国語の発音と4声調をマスターしようと思ったら、
やはりスクールへ通うしか方法はないのです。

難読漢字 外来語:漢字辞典ネット

しかし日中の唯一の共通点は漢字ですから、
いざとなれば漢字で筆談も充分可能なので、
日本人にとってその点は、アルファベット系の言語よりも利点がありますね。